LINE CRMとは、LINE公式アカウントをお知らせの配信先ではなく、お店の顧客データベースとして使う運用方法です。
配信の費用を下げながら、反応を上げることができます。
多くのお店のLINE運用は、友だち全員に同じ内容を同じタイミングで送る、メールマガジンの置き換えにとどまっています。LINE CRMは、その点が根本的に異なります。
| 一斉配信 | LINE CRM | |
|---|---|---|
| 相手の捉え方 | 「友だち1,000人」という塊 | 一人ひとりが識別されている |
| 送る内容 | 全員に同じもの | 相手の状態に合わせて出し分け |
| 送るタイミング | こちらの都合 | 相手の行動をきっかけに自動で |
| 溜まるもの | 開封率という平均値だけ | 一人ひとりの履歴 |
| 友だちが増えると | 通数が増えて費用が上がる | 絞れるので費用は増えにくい |
やることは大きく4つです。順番にできるようになっていきます。
LINEは友だち追加した時点で、その人に固有のIDが割り振られます。そこに情報をぶら下げていけます。
全員に同じものを送るのをやめます。相手の状態に合う内容だけを届けます。
「3ヶ月来ていない人にだけ、復帰クーポン」
「前回ランチを使った人にだけ、新しいランチ」
「まだ一度も来ていない人にだけ、初回限定」
きっかけを決めておけば、あとは人が触らなくても毎日動きます。
友だち追加 → 当日:あいさつ+クーポン
→ 3日後:まだ使っていない人にだけリマインド
→ 30日後:来ていない人にだけ別の切り口
メール配信ツールと違い、LINEは配信からそのまま個別のトークにつながります。予約の変更も、問い合わせも、同じ画面で完結します。お客様にとって「連絡先が1つで済む」ことの価値は、想像より大きいです。
ここが一番お伝えしたいところです。
LINE公式アカウントの通数は、配信回数 × 送った人数で決まります。つまり一斉配信は、友だちが増えれば増えるほど高くつく仕組みです。
| 友だち1,000人・月4回配信 | 送る人数 | 月の通数 | 必要なプラン |
|---|---|---|---|
| 全員に一斉配信 | 1,000人 | 4,000通 | ライト 4,500円 |
| 反応しそうな人に絞る | 300人 | 1,200通 | コミュニケーション 0円 |
※ 実際の必要プランは配信内容・友だちの増え方によって変わります。
絞るほど費用が下がり、しかも自分に関係のある内容だけが届くので反応率は上がります。一斉配信では、この2つは両立しません。片方を取れば片方が犠牲になります。
CRMだけが、この矛盾を解きます。
確かに通数は減ります。ただ、配信が減れば来店のきっかけも減ります。判断すべきは「通数を減らすこと」ではなく「送る相手を絞ること」です。数字を見ずに配信回数だけ削るのが、いちばんもったいない選択です。
集めたデータはすべてお店に帰属します。そのデータをもとに、施策を継続的に更新していけます。
LINE公式アカウントはお客様の名義で開設します。友だちも、配信履歴も、蓄積したデータも、すべてお客様に帰属します。
ご解約の際は管理権限を速やかにお返しします。当社がデータを持ち帰ることはありません。利用規約第9条に明記しています。
お客様の友だち(エンドユーザー)の情報について、当社はお客様からの委託に基づく取扱事業者です。本サービス提供以外の目的では使いません。
詳細は 利用規約 / プライバシーポリシー第3条 に定めています。
LINE CRMは、39DIGITALの8つの領域のひとつです。8つの領域を見る
月額39,000円の中に含まれます。お客様が管理画面を開く必要はありません。
友だち追加の入口ごとに記録が残るよう設計します。店頭のQR、広告、紹介——どこから来た人かが後から分かる状態にします。ここは後から遡れないので、最初にやります。
いきなり長いアンケートは答えてもらえません。クーポンの受け取りや予約の流れの中で、自然に1〜2問だけ聞く形にします。
「初回」「リピーター」「ランチ利用」「3ヶ月未来店」といった区分を設計し、行動に応じて自動で付与されるようにします。
毎月のマーケティングカレンダーに「誰に送るか」まで書き込みます。全員配信は、本当に全員に関係がある時だけです。
友だち追加後の流れ、来店後の流れ、離脱しかけたときの流れ。一度組めば、あとは毎日勝手に動きます。
どの区分の人がよく反応したか、どのシナリオが来店につながったか。月次で判定して、効いたものだけを残します。
当社にお支払いいただく月額39,000円は変わりませんが、CRMツールの利用料として、当社から月額5,000円(税別)を追加でご請求します。設定作業(フォーム・オートメーション・リッチメニュー)は当社が行うため、提供元の初期サポート(20,000円)は不要です。むしろLINE公式アカウントの利用料は下がる可能性があります。通数は「配信回数 × 送った人数」で決まるため、全員配信をやめて対象を絞ると通数が減るからです。
お客様のものです。LINE公式アカウントはお客様名義で開設しますので、友だちも配信履歴もお客様の資産としてお手元に残ります。解約後も当社が持ち帰ることはありません。
むしろ最初から始めるべきです。CRMは後から遡れません。友だち追加の時点で流入経路を記録しておかないと、半年後に「どこから来た人が続いているのか」が分からなくなります。友だちが100人のうちに受け皿を作っておくと、1,000人になったときの精度がまったく違います。
当社はお客様からの委託に基づく取扱事業者として、お客様の指示の範囲内でのみ友だちの情報を扱います。本サービスの提供以外の目的では利用せず、お客様の同意なく第三者に提供しません。管理画面にアクセスできる者も、業務上必要な当社職員に限定しています。詳細はプライバシーポリシー第3条に定めています。
ありません。タグの設計も、シナリオの設定も、配信対象の絞り込みも、すべてこちらで行います。お客様にしていただくのは、毎月のカレンダーを見て一言指示することと、現場で気づいたことをLINEで送ることだけです。
状況によります。LINE公式アカウント自体はそのまま引き継げますが、外部ツール内に蓄積したタグや顧客情報は、そのツールの仕様によって移行できる範囲が変わります。まずは現状を教えてください。